本気でハマった女

この日は、りなとりなの家に帰宅してりなにヒロと付き合うことになったことを話した。
「実夢は、ヒロのこと好きなの?私は,透が好きだから実夢に相談したりしてたけど・・・実夢は、私に相談してきたことないよね?正直心配だょ?家で色々あったみたいだし・・・それに佳奈のこと聞いたの?佳奈多分ヒロのこと本気だよ?」

「好きか正直分からない・・・でも、傍に居てくれるから・・・」

最低なことは、わかってる。
でも、今誰かと一緒にいたらきっと兄貴のこと許せる気がした。兄貴は、何も悪くない。でも・・・家族なんだから頼って欲しい。


そんな時龍から電話がきた。
「もしもし!」
私は,急いで電話にでた。
「実夢?なにしてんの?亮落ち込んでるよ。」

「実夢が居たら邪魔だから・・・」

「そしたら、俺が1番のお荷物でしょ?そうだ!学校は、退学じゃなくて休学にしといたって!」

「え?」

「あと今日当たりに恭平が今働いてる店に行くってことと・・・亮〜後なんだっけ?」
後ろから、亮がばっばか!名前だすなって言ったのが聞こえた。
「とりま!連絡たまには、くれよ。ドジ実夢いないと寂しいからな。」

相変わらずな龍だ。
お荷物って龍も思ってるんだ・・・そんな風に思っている事を知ったら悲しくなった。
「実夢家から?」

「うん。でも、大丈夫」

今まで恭平来なかったのにどうして今日イキナリ来るんだろう?
今まで分かってたハズなのに。