詩織ちゃんが心配したのか
『実夢ちゃん…』
そう言って私の手を握ってきた。


『詩織ちゃん。実夢…なぜか分からないけど…魁と一緒にいたいんだ。まだ好きなのかも分からない。ただ…魁といるとホントの実夢でいられて、安心できるの…』



『それと関係あるの?』


『佳奈からメールが着たんだ。魁が気に入って担当にしたいから手をひけって。』


すると詩織ちゃんは、驚いた顔をしていたがその後に
『実夢ちゃん魁のこと好きだよね笑っ まだ気がついてないだけで、実夢ちゃんいつも魁の話ししてるよ笑っ』



『え?ホントに?………好きとかまだ出会ったばっかりだから分からないんだよね…』


『気がつくよ!魁は、大丈夫だよ!実夢ちゃんのこと大切にするはず!』


『取り合えず着替えようか?』
そう言って更衣室に向かおうとした時天海店長が


『詩織は、実夢の派閥に戻るのか?』
そう詩織ちゃんに聞いた。


『はい!実夢ちゃんの下で働いてる方が仕事しやすいです!』


『詩織は、実夢が辞めてからNo.2やNo.3をいったりきたりしてるが…実夢の派閥なのか?自分の派閥は、作らないのか?』
私が辞めてから詩織ちゃんは、頑張ってたのを知った。