「なんで呼ばないん?」
なんやねん。ライトまだ実夢が好きなんかな?そりゃそうやろな…ずっと落とすためにNo.1はってたんやから。


「魁怒るなって笑 いいだろ?少し実夢ちゃんと話しして整理したかったんだよ笑っ でも、もう大丈夫だからさ!」

そんなことライトは、言って去ってった。またお邪魔させてくれと言ってたけどな。

「ごめんね?突然来ちゃって…」

「びっくりしたわ!なんかあったん?」

「お兄ちゃんさ。いつも大切なこと言わないの。でも、魁は家族だからちゃんと話そうと思って、実夢が変わりに伝えに来た。」


真剣やな
「どうしたん?」


「実は、葵さんと亮の間に子供ができたの。だから、魁に代表取締役やらせたかったの。もうそろそろ会計士の試験で…きっとそれに集中したかったんだと思う。」

それで突然あんなこと言ったんや…

「本当は、凄い嫌なの。でも、お兄ちゃんの助けになりたい…だから、お願い。魁に代表取締役やって欲しい。ダメかな?」


「亮の助けになりたいのは、わかるで?でも、実夢が我慢することないやろ?俺が突然代表取締役やって、周りが納得するわけないやろ。」


「亮そこまでバカじゃないよ!魁なら大丈夫だと思ってるから、任せようと思ったんだと思う。それに長くやらせる気は、ないと思うの。だって、魁も夢があるでしょ?」

俺には、夢がある
デザイナーとしての夢

「なんで知ってるん?」


「え?まだどんな夢か知らないけど!魁をみてて思ったんだもん!夢がある人だって♪それ亮も分かってると思うよ!だから、亮と少し話ししてみてくれないかな?」

亮には、今まで沢山の借りがあるしな
恩返しするのもありやな…