本気でハマった女

実夢と龍と俺は、家に帰宅した
実夢は、本当入院だったんやけど…我が儘やねん
泣きじゃくって帰る帰る言って、医者を困らせたんやで?
そりゃ先生も怒るわな。「安静に」そう怒り口調で実夢をみて言ってたわ。



実夢は、お風呂入れないから体を拭きにお風呂場にいる。
その間俺と龍はコーヒーを飲みながらくつろいでいた時、俺の顔をジーと見ながら
「魁さんって実夢のどこが好きになったの?」いきなり聞かれたものだから
思わずコーヒーを吹き出し


「魁さんきたねー!!」


「なっなんやねんいきなり?」


「いや…だって、あいつ自分勝手で自己中だからさ…どこがいいのか分からなくて。どこが好きなの?」


「どこ?………いつの間にか好きだったからな…」


「なんだよそれーつまんねーの。でも、いいや!兄貴が2人できた訳だし!魁さんゲームやろうよ!」


ゲームを初めて30分
いつの間にか龍は、寝ている
疲れてるだろう
小さいくせに実夢に似て意地っ張りだ




「実夢?龍の部屋は、あそこでいいのか?実夢も早く寝ろや」
俺は、龍をひょいっと持ち上げた
俺にも龍と同い年の兄弟がいる
最近連絡してへんし…連絡してみるかな?考えてた時



「一緒に寝てくれないの…?」
俺の後ろから抱きついてきた



「みっ実夢!?どうしたん?」



「一緒に寝てくれないなら…寝ないんだもん」



「龍おいてくるから、部屋にいてや。な?」


「いやついてく…」


「動きづらいわ笑っ」
離れて俺の服のハジを持ってついてくる
ほんまどうしたんや?