『実夢!』
名前を呼び、腕を掴んだ。
『お待たせ!なぁどこ行く?』
実夢は、驚いたのかでかい目を今でも目が落ちてきそうなぐらい見開いていた。
すぐに笑顔になり
『お茶する?』
そう聞いてきた。


『なぁ今日なんかあるか?』


『ないよ。実夢暇人だから笑っ』


『学校は?』
実夢は、見た目バカそうに見えるが意外に勉強が好きらしい。俺より年上なのに現在も学校に通い勉強しているみたいや。



『日曜日だから休みだよ笑っ』



『なら…俺な、悠と暮らしてるんやけどマンションに来いひん?悠には、これから許可もらうし。』



すると実夢は、驚いた顔をして
『へぇ?』
変な返事を発した。こいつは、俺の期待を裏切らない面白い子やった。