あたしは泣き叫びながら加奈子たちのいるほうへと走り出した 絶対にあれは人の指だった 「みんなーどこにいるのよー」 2階へ行っても人の気配はない そしてなんとなく後ろを振り返ってみたときだった… 明らかに生きている人ではない人がこっちに向かって歩いてきている…しかも血だらけで