なのにいつまでたっても和哉は帰ってこないのだ…。 真っ暗の中あたしは呆然とした…。 もうこうなったら仕方がない あたしだけ外で待っていよう そう決め、耳をふさいだままダッシュで玄関まで戻った そして、ドアを開けようとしたとき手に何かが触れた気がした 指? だれかの指? しかもよくみると血がべっとりついている あたしは、パニックを起こした 何?この血何? あの感触は何?