こんなことになるなら戻らないで進んでれば良かった…。 「分かったよ…早くきてよね」 「おう…あっそうだ万が一見えた時のことについて教えとく。目は合わせちゃだめだからな」 「それって…。」 「そーいうこと!じゃあすぐ帰ってくる」 そう言って和哉は行ってしまった… ここはさっき通った産婦人科のすぐ近く… あたしは目を閉じて耳をふさいで和哉の帰りを待った