「どこ行く?」
「サイゼで良くない?」
「そだね!!」
「それでは拓也のおごりでサイゼ
にレッラゴー☆」
「俺はぜってー払わないからな!!」
「えー拓也のケチっ」
「ケチじゃねぇよっ」
「拓也のKYっ」
「KYじゃねぇよ!!」
「あははっお笑いの
道いけるんじゃない?!」
「ぜってーいかねぇよ」
「お腹空いたー拓也ほっといて
サイゼ行こっー?」
「おー」
「…」
あれっ以外に落ち込んでる?
「拓也ぁ大丈夫だよ。みさの性格
知ってるでしょ?」
「そうだな」
みさも拓也もまだ子供だなぁ
いずのお墓から5分ていとの近さに
サイゼがある
よくお墓参りの帰りに行ってたっけぇ
「懐かしいね」
「…そうだな」


