恋…焦がれて…。



「それはおいといて…!なぜ胸が苦しくなったか…わからない?」

柚子は黙ってうなずいた

「それはね…柚子が…」

柚子は千夏を見た

「柚子が悠斗先輩のこと好きだからだよ!!恋しちゃってたんだよ!!」

驚く柚子

「恋!?私が!?悠斗先輩に!?????」

全く柚子にとって予想していない答えだった…

「そんなに驚くこと?私は絶対にそうなるだろうと思ってたよ!!柚子にとって悠斗先輩は特別じゃん♪」
「そうだけど…特別だと好きなの?」

千夏は呆れた顔をした…

「そうじゃないけど!胸が痛むのが何よりの証拠よ!こんな気持ちに今までなったことある?」

「全くない…初めて…」

「でしょ?恋をするとね、その人のことを考えると胸が苦しくなるし、ドキドキするんだよ♪」