恋…焦がれて…。



帰り道…柚子はさっきの出来事を思い出し冷静に解釈しようとしていた…

悠斗には彼女がいたようだった…

そして同じ部でしかもマネージャー…

ふと美優の顔が頭をよぎった…

二人は別れ話をしていて悠斗はふられていた……

悠斗はすごくその人のことを想っているということが伝わってきていた…

恋をして人を想うとはそういうことなのか?など考えていた…

柚子は誰かに相談したかった…

自分では考えきれなかった……

勝手に立ち聞きして人に話してしまうなんていけない…

と思ってはいたが、整理のつかない気持ちに我慢できないでいた…

相談する相手は決まっていた

千夏以外考えられなかった
柚子はいろいろ想いを胸に抱え千夏のもとに向かった