柚子は戸惑っていた…
「でっでも…私にできるか分からないし……先輩達とっても上手いし…」
「やってたら絶対上手になる!!そりゃ個人差はあるけど……もしできなくても大丈夫だって!」
柚子は不思議そうな顔だった
「何でですかぁ…?」
「これだけ誘ってんだから、責任もって教えるよ!できるまでとことん付き合うからさぁ!!なぁ?やろうぜ!!」
黙る柚子…少し顔は曇っていた…
柚子は真っすぐ悠斗を見つめた
「私…バスケ…やりたいです!今は無理だけど…私も綺麗にシュート決めてみたいから…!!」
悠斗の顔は一気に明るくなった
「本当か?」
「…はい!!」
「ヤッホーぃ!!絶対断られるかと思ったよ…俺つい熱くなっちゃうし……でも良かったぁ…初めて会った時から何でか分かんないけど、すっげぇバスケしてほしいって思ってたんだ!」

