恋…焦がれて…。



柚子は休憩しながらシュートをしていた

先輩達はとても動きが早くかっこよかった

隣のコートの方をちょっと覗いて見た

ちょうど悠斗がパスを受けシュートを決めていた

その姿はとてもかっこよくそして綺麗で

ボールは綺麗なアーチをかきながらゴールに吸い込まれるかのように入っていった

柚子は釘付けになっていた
すぐ様、自分もさっきの悠斗をイメージしながらシュートしてみた

が、フレームに当たってしまった…

悠斗はバスケを勧めるだけあって二年にしてエースだった

確かに千夏や母親が言うように少しかっこいいと思っていた

自分もあんな風シュートを決めたいと思うようになっていた…