柚子は一生懸命部活に励んだ

前の柚子なら部活は手に付かなくなっていただろう…
しかし、今の柚子は違っていた

より集中できていた

部活をしっかりと終えた…
いつもは居残り練習をする時間

約束通り悠斗は待ってくれていた

誰もいない体育館に

二人

二人は体育館のステージに腰かけた

「昨日に引き続き、ありがとうございます!今日時間大丈夫ですか?」

「大丈夫!」

「はい」

柚子は何から話そうか悩んでいた

深呼吸をし心を少し落ち着かせ勇気をだし話しだした…

「私、悠斗先輩の事が…好きで…大好き…でした。私にとって先輩は特別で、初恋でした…」