恋…焦がれて…。



柚子は少し息を整えた

「…今さら…本当に自分勝手な話しなんですが…私…バスケ好きなんです!!バスケ辞めたくないんです!続けていきたいんです!一緒にさせてもらえないでしょうか?」

柚子はまた頭を下げた

みんなしばらく黙っていた
柚子は頭をまだ下げ続けた
「すぐに許してもらえるだなんて思っていません!でも、バスケしたいんです…」

先輩達は口を開いた

「確かに本当に勝手…今までの柚子は本当になかったよ」

「いつも練習うわの空だし…」

「何言っても聞かないし」
「バスケを何のためにしてるのかって思った!」

「謝られても、はいそうですか!なんて言えないよ」
「私も認めない」

「バスケをなめないでほしい…」