恋…焦がれて…。



「…わかったよ…正直な気持ちを言わせてもらうとね、あの時は本当にムカついちゃってたよ!自分のことばっかりだったから!!」
柚子は真剣に話を聞いていた

「でも…恋すると回り見えなくなっちゃうって…全くわからなくもないからその気持ち…」

柚子の目は涙がこぼれそうになっていた

「罰として…どうなったか教えること!!それで許す!」

柚子の目から涙がこぼれた
「…いいの?」

皆は笑顔でそれぞれうなづいていた

「…ありがとう…」

柚子は千夏に抱きついた

柚子は大泣きしてしまった
皆、笑いだした

また教室ににぎやかさが戻った

柚子は心から喜んでいた

柚子は一つ壁を越えることができた