「着いたよ。」 タクシーが、会場みたいな場所で止まった。 「ここは?」 「ここはね。これからライブがあるんだ。それを、君に見てもらいたくてね。一番前で見れるよ!最高でしょ?」 「はい。」 嬉しいというよりも、今は混乱状態だった。 いきなりアイドルなんか言われて、頭は真っ白だった。 「あっ!始まるよ。」 竹内さんとうちは、ステージの一番前まできていた。 どんなアイドルだろう? ライブを見ることは初めてだった。 とりあえず、これを見てから竹内さんに断りの話をしようと思った。