寂しさなんてなかった。 小さい頃から1人だったから、これが当たり前だと思ってた。 いつものように、夕食作りを始めた。 「げ。なんもない」 冷蔵庫を開けて、肩を落としたうちはカップ麺を取り出した。 明日、行くしかないかあ。 茂人のところ…。