呼び出しされたおかげで、外は夜になっていた。 せっかくの裕也とのデートが! うちは頬をプクーと膨らました。 それを見た裕也は、にっこり笑った。 「また、今度来ような。茂人がいないときに。」 「そうだね!」 うちは思い切り頷いた。 もう、あいつなんてごめんだ! そう思いながら、遊園地も閉館時間なので家に帰った。 もちろん優しい裕也は、家まで送ってくれた。