裕也、大好き! 心の中でそう思った。 あえて声に出さなかったのは、ただのうちの直感。 出してはいけないような気がした。 言ってしまったら、何かが崩れてしまうような… 不安になりながらも、今の幸せを噛み締めた。 うちと、裕也の未来なんてないことに今は気づかなかった。