「な、なぁ。知り合い?」 裕也がおずおずと聞いてくる。 泣いてたなんて、いいづらいし…あっ!この手でいこう! 「あのね。えっと…ゆ、裕也がパフェを買いに行ってる間にあのひとがコンタクト落としちゃったみたいで一緒に探してあげたんだよ。」 うちは、苦し紛れの嘘を言った。 ふっ。完璧。 自分の嘘に自信を持ち、胸を張った。 けれど…… 「茂人って、目いいよ?」 裕也の一言で、それは崩れた。 「嘘です。すいません。」 そういって、うちは視線を下に落とした。