「あーあ!こんないい男ふるやつなんてありえないな!」 「!!!!絶対約束するからっっ」 そう言うと、裕也は笑顔で手を差し出す。 「約束♪」 「うん、約束♪」 早く帰ってくるから。 そしたら、一番に裕也の胸に飛び込むんだ。 そしたら 一番に 「おめでとう!よく、頑張ったな。」 って言ってもらうんだ。 夢が叶ったら…… と、思ったときだった。 この時、うちは未来に胸を弾ませ過ぎたのかもしれない。 裕也とうちがまた、もとの関係に戻れるわけないのに……