「ねぇ!車って誰が運転すんの?」
竹内さんが酔ってしまった今、運転する人がいなくなる。
それは、どうするんだ?
すると、茂人が運転席に乗りながら言った。
「俺。」
ふ~ん。そーだね……
「ってえぇ!あんた運転出来んの?」
「おぅ。ほら。」
そう言って、茂人は免許証を取り出した。
本当だ。
ちゃんと書いてある。
こいつの運転は、心配だけど竹内さんができない今しょうがないか……
そうして、運転席に茂人、助手席に翔、後ろに竹内さんとうちが乗った。
竹内さんは車が走り出しても、まだ酔っている。
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