「竹内さん!俺、もんじゃ!」

「俺…この、海老クリームお好み焼き」


翔も茂人もどんどん注文していく。
うちも早く頼まないと!


注文表をパラパラめくってみる。
あっ!これがいいな。


「俺、コーンお好み焼き……」

………。
店員さん聞いてねーし。
竹内さんに夢中なんですが。

コーンお好み焼き。
コーンお好み焼き!

食べたいのに~!

店員さんは竹内さんに、
私ここ入ったばっかりで~
かっこいいですね!もてますかぁ?
よかったらメアドとか…


なんて話し込んでいる。
しょうがない……
話終わるまで待つか。


そんなことを思っていたとき、竹内さんが突然口を開けた。