ちよこれいと!



てか、すごい…
みんな人気者!
これからみんなと仕事出来るんだ。楽しみだな!


「ん?」

ふと、1人の女の子と目があった。
ちっちゃっくてかわいい。

女の子は目が合った瞬間、目を輝かせながら近づいてきた。


「かっこかわいい!あなた誰?あっ、私は姫野っていうの。よろしく!」


「み…まさとです。よろしく……」

苦笑いで返すと、若干強引気味で手を握られた。

「まじでかっこいいー♪」

バッ!


「へっ?」

びっくりし過ぎて声が裏返ってしまった。

今、俺は姫野ちゃんに抱きつかれた状態にいる。
お、女の子に抱きつかれたのは初めてだ…

1人心臓をバクバクさせながらいると、ふと姫野ちゃんと目が合った。

「ねえ?まさとって、どーゆーの好み?」

猫みたいな声を出しながら、姫野ちゃんが聞いてきた。