『oneself』



いつものように寝転んで空を見上げていた




雲が右にゆっくりと動いて行く




「おーい、そこの君ー」




私の事かな?と思い声のする方に振り向いた




「そう、その茶髪の長い髪の君ー」




周りを見ても茶髪の長い髪の人は




私しかいなかった