なにがあったんだ?


意味が分からず泣く伊織の傍にいた。

「麻っ理……どうかしたのかな?」
泣きながら聞く伊織に対して。
「大丈夫…大丈夫だから」
と手を握ってやることしか出来なかった……。




それから2人で保健室に行くと、麻理のベッドの横に鈴将が座っていて、

「おぉ、今は落ち着いて寝てるよ」
と安堵の顔を見せた。