「なぁなぁ朱兵、このキャンプで麻理に告ったら?」

「ごほっ!」
俺は飲んでたお茶でむせた。

「は??何言ってんの!?優斗!!」

「いやぁ、ライバルに鈴将が追加されたわけだし、先に行動起こした者勝ちって感じになってるじゃん?だからさ……朱兵には幸せになってもらいたいんだよ……」
って笑って言った優斗。

何故だか感動してしまい、

「わ、わかった……頑張ってみる……」
と言ってしまった。






……このとき気づけば良かったんだ。
罠にはめられてるのを………。


「第1作戦成功♪意外に単純だった♪」
優斗が言ってたのも知らずに…………