「へ?」 思わず間抜けな声が出る。 「…犯人を目撃した人がいないの。」 …どういうこと? 雪奈は私の感情を読み取ったかのように続けた。 「…つまり、家を出入りしてて違和感のない人ってこと」 得意気に人差し指を上に上げた。