「ずりぃよ、あいつはお前の事、遊び程度にしか見てねぇくせに、俺は、俺は違う!お前の事、本気で好きなんだよ!なのに…。」

「遊び…?亮平が…?」

「そうだよ、アイツ、お前の事、愛してなんかいない。ソレを証拠に達也、お前アイツと恋人らしいことしたか?されたか?」

俺は胸が痛んだのを感じた。
亮平が俺に冷たかったのは、意地悪だったのは…。
俺を好きじゃあかったから。
何で?
歳が4つもはなれてるから?
生徒と教師だから?
幼馴染だから?
男同士だから?

「達也…。俺は違う。お前を愛してるって、行動で表せる。」

順平はそういうと、俺の服を脱がせた。

「や、やめろ!順平…。」

俺は止めようとしたが、片手で腕をつかまれ、馬乗りになられて、手出しが出来なかった。帰宅部の俺と、剣道部の順平とじゃ、力が違いすぎた。
それに、体が痺れている。
なんだ?

「順平!じゅんぺ……んっ。」

順平は俺の唇に、自分の唇を押し当てた。

「じゅッ…、やめッ…んン…」

俺が口を開くと、順平は俺の口に舌を入れ、俺の舌と絡ませた。

「んン…。」

そして、順平の手は、俺のアソコへと伸びていく。

「じゅ…ん…、あッ。じゅんぺ…やめっ…」

順平は俺のアソコを握ると、意地悪にわらった。

「動けないっしょ。さっきのお茶に媚薬まぜてあったんだ。それにそんな、感じた声だされたら、やめられないよ。俺のほうが、お前を愛してる。アイツを忘れさせてやるよ!」

そう言って、順平はズボンを脱いだ。

「やめろ…、順平!」

俺は目を背けた。
怖い。
嫌だ。
俺は…、俺の初めては…、亮平のものなんだ…。
我ながら女々しいとは思いつつ、そんなことを思う。
俺は目を開くと、カーテンが閉まっていない窓から、保健室が見えた。
保健室のカーテンも開いていた。
人影はみえない。

「…亮平ッ。」

助けて…?
俺に気づいて?

「達也、忘れろよ、あいつの事は!」

順平がそう言って、順平のアレを俺の穴に入れようとした瞬間、
バンッ
と勢い良く、順平の部屋のドアが開いた。