「うにゃ...」
ったく。
いくら夏って言ったって
冷えるのに汗だくのまま爆睡かよ。
「...しゃ-ねぇな。」
オレは自分の学ランを
女の肩にかけた。
「じゅっと...そば...ぃ..て。」
それはオレに対しての願いだろうか。
夢の中の誰かに言ってるのだろうか。
-------やっちまった。
女なんてみんな一緒。
顔しか見ない。
そう。
オレは1度もかわいいとか思ったことねぇ。
そう。
この瞬間までは---っ。
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