「これが現実だ」 そんな言葉で莉子を片付ける担任に腹が立った。 「先生」 「どうした、早川」 「先生は何も感じないんですか!?人一人死んだんですよ!?大切なかけがえのないクラスメートが殺されたんですよ!?もっと深刻にならないんですか?」 「いつまでもこんなことで時間はとっていられないだろ」 ……何それ。 あんた俺達の担任だよな? 俺は別にあんたに金八先生やヤンクミみたいになって欲しいなんて思っていない。 確かに理想だけど。 ただ、向き合ってほしかっただけだった。