愛犬シロは、みくちゃんが大好きでした。




みくちゃんの腕に抱かれ、薄れ行く意識の中で…




みくちゃんの温もり。




みくちゃんの香り。




みくちゃんの声。




みくちゃんの全てを忘れない様に、しっかり記憶の中に染み込ませた。




今度、生まれてきても、また、みくちゃんの所に来れるように、しっかりと…




12年間。大切に育ててくれたみくちゃん。




大好きなみくちゃん。




ずっと、ずっと…




“傍にいて!”




ありがとうの気持ちを最後の力を振り絞り、




シッポを3回振ってみくちゃんに伝えた。




みくちゃんとの思い出を、いっぱい抱え、シロは静かに目を閉じると、空に帰って逝きました。