二重人格のお嬢様と万能な執事


センの顔に、焦りがはしる。

「べ、別に、何もしてなかったよ」

「嘘つき! 何かあったでしょ? ちゃんと、話しなさい!!」

「わかったよ。話そう」

そうして、話し出した。

内容は、私に敬語をつかってないのが、ばれちゃったみたいで、お父様に怒られてたんだって。

「そんな事が……。じゃあ、これからは、敬語にして。センが怒られるなんて、嫌なの!」

「わかりました。でも、いいのですか?」

「いいの! センは、センだから、どんな、話し方でもいいの!」

センは微笑みを浮かべていた。