二重人格のお嬢様と万能な執事


人間じゃないのね。

「話は?」

私はもう一度聞く。

「話は、今日の夜暇かなって?」

「暇じゃなくたって脅されるんでしょ」

「そうよ」

なら、なんと言おうと一緒じゃない。

「どこに、いけばいいの?」

「ここに、十二時に集合よ。別に、一人でこいとは言わないから」

そう言って、マリナは屋上から出ていった。