二重人格のお嬢様と万能な執事


「みんな、バカにしないで!! さっきまで、私の事捨ててたくせに、今は大事に思ってるみたいな感じで、なんなのよ! ハッキリしなさいよ!!」

私は優しい心のリンに戻った。

「悪かったな。もう、絶体にしないから」

お父様が言う。

「わかったわ。じゃあ、おとなしくするから、ここにいてもいい?」

「もちろんさ!」

みんなの嬉しそうな顔。

「じゃあ、私は部屋にもどるからね」

私はそう言い残して、パーティー会場をでた。