二重人格のお嬢様と万能な執事


私は頷いた。

「理由は、簡単に言えば嫉妬よ。貴女が羨ましかったの……」

「嫉妬……」

「貴女は誰からも好かれていて、凄く羨ましかった。あと、私達は双子だったから、2人で1人みたいな感じで思われる時が多かった。私は、私で、リンは、リンなのに……」

「そうだね。でも、メイは私の事好かれてたって言ったでしょ? そんな事無いよ。私はただ我儘で可愛いって思われてただけ、でもそれもおさないときだけ。でも、メイは違った。メイは優しかった、それにとても綺麗な人だった……でも今は、何かが変わってしまってる。でも、きっと、もとの貴女に戻れるわ」

「リン……」

私はメイを抱きしめていた。

メイは、ずっと苦しんでたんだね。

気づいてあげられなくてごめんね。

でも、今日からは私も一緒に頑張るから。