二重人格のお嬢様と万能な執事


『ねぇ? 私に変わって? 貴方の憎いものを壊してあげる!』

「誰?」

頭の中で聞こえた声に問いかけた。

声は、私にそっくりだった。

『私は、もう1人のリン』

「どういう事?」

部屋にたどり着き、ベットに腰掛けた。

『私と貴方は一緒の存在。私は、貴方の封じてしまった、残酷な心を持ったリン」

「私が封じてしまった心?」

『そうよ。そして、私に心を交代させてくれたら、私が憎い奴を壊してあげる」