呼んでくれなかった?

……たまたま、だよね?

私の事、忘れてるんじゃないよね?

「メイ、私の名前、呼んでもらえなかった」

「なに言ってるの? 当たり前じゃない」

「えっ!? どうゆうこと?」

何気なく言った私の言葉。

なのに、今のはどうゆう事なの?

「だから、リンはパーティーにでちゃダメってことだよ! 」

メイはクスクス笑っていた。