後ろから
響いてた足音は
だんだんと
遠ざかった。



『危ないから』


『…え?』



『お前.一応女の子だし』


『…一応じゃないし』



女の子…だけど
由紀が 男のひと な
くらいはぁたしも
女のひと に
なれてるはずだもん。