『坂本様、そろそろ披露宴が
始まります。』



「「はーい」」



「っじゃ!式場で」



「ばいばーい」



そっかー…
私、もう西野じゃなくて
坂本なんだね



「隼人…」



「ん?」



「私、坂本美瀾だよ」



「あぁ。そうだな」



私達は、披露宴の前に
やさしく、甘いキスをした。