放課後は、部活とかで
みんないない静かだ。



私の足音だけ
廊下に響き渡る。



3-C



隼人の教室についた。



「…がいっ」



そこでは、聞こえないはずの
女の人の声がした。



教室のドアに
顔を近づけて
話を聞こうとする。



そしたら……



「お願い!隼人
私には、隼人しかいないのよぉ」



泣きながら隼人をよぶ
呉羽さんがいた。