「ねぇ美緒ちゃん」

「え?」

「あの2人なんか
凄い似合ってない?」

「あーほんとだ!」

「付き合っちゃえばいーのに(笑)」

「そうだね~っ」


「ちょっとお!
聞こえてますけど~っ」

「ごめんごめんっ」

「もーやめてよねバカ!
…あっそうだ!4人でさ
プリクラ撮ろうよ!」

「おっ!いいね~」

「…美緒ちゃんいい?」

「あ、うん…」



なんか…デートみたい

付き合ってもないのに…ね。


ましてや今日
会ったばっかりなのに…


先生…

先生…





「は~楽しかった!」

「優、アド教えて?」

「あ、じゃー赤外線でい?」


「美緒ちゃん?
今日はありがとね」

「うんっ私こそ
なんかありがとうね?」

「俺何もしてないよ(笑)
てかメアド教えてくんない?」

「いいよっ」



アド…教えちゃった