【短編】愛するキミへ

放課後に椎夏のクラスに行った。椎夏は、友達と笑いながら話している。
「椎夏に用事か?」
そこにいたのは、雅人だった。
「あぁ」
「呼んできてやるから」
雅人は言った。
そして、雅人は椎夏の所に行った。椎夏は、驚いた表情をしていたが、すぐに来てくれた。
「久しぶりだね」
椎夏は言った。
「うん」
「どうしたの?」
「あのさ、」
俺が言いかけた時、さっきまで椎夏と話していた友達が来た。
「椎夏、私さき帰るね」
椎夏の友達は言った。すると、横にいた雅人が口ぱくで何かを言った。
それは、
『頑張れよ』



雅人は笑った。俺は頷いた。




教室に二人だけになった。