ガラスのように・・・



「調子乗るのもいい加減にしろ」


横から声が聞こえた


…黒川


「こいつや大原がどんな気持ちだったか
考えたことあんのか?
結局自分のことだけじゃねえかよ」


黒川も我慢の限界だったらしい・・・


「ゆうくんに何が分かるの?
何も知らないくせに口出ししないで」


えみ…狂ってる…おかしいよ


「わかんねーよ!!てめぇのことなんか…
でも分かるのは大原とこいつが
本当にお前の事が好きだったってことだよ」


そう…大好き・・・


「意味分かんない!!私は嫌い!
ちーちゃんはだけど…
もう…だめだ・・・帰る」


と言ってえみは出て行った