―春side―

何かむかついた。
千恵梨のはおっていたパーカーに。

そして隣にいた夏佳に耳打ちした。

『いいのかよ?』
と聞いたら夏佳が
『やだけど・・・でも、しょうがないし!!知ってたし・・・』
無理やり笑ってた

『ふ~ん。俺はやだ。』
『クスッ、そんなに好きなの~?意外だなぁ~』
『何が?』

俺は本当のこと言っただけ・・・

『だって、春くん恋とかしなさそうだし。』

あぁ・・・そう言う事か
『まぁ。人間だし?そんぐらいはする』
『だねっっ!!』

夏佳も結構可愛いな・・・
まぁ、俺はあいつの方がタイプだけど?

「あははははー!!!、バカだなぁー達也!!」
「ひどー。未来の夫に何てこと言うの!!」
「はぁー!?何でそうなるのさー!!」

千恵梨と達也が言い合ってる。
『はぁー』
思わずため息が出る
『あの2人がくっついたらショック』
と夏佳が言った
『俺がさせねーよ』
『そうだね!!』
とまた夏佳が笑った。