石河の笑顔にドキッとしてしまった

「石河も笑うんだね?」

『・・・まぁ、人間だからな』

「春はめったに笑わないよー」

『達也黙れ』

石河が達也を睨んだ

「俺にもなかなか笑ってくれないんだよ」

『うっせ』

達也にも見せないんだ!!

「電車きた!行くぞ」

『達也声でかい』

「乗り込みだー」

『きーてねーし』

あたしと夏佳は笑ってみてた

「百乃チャンは部活入るの?」

「あ!あさって体験入部か。入る!!」

「そっか~俺も入ろうかな?
何部がカッコイイと思う?」

「サッカーかなぁ?」