「今、言ったことは本当です。
今から、僕の仲間の人が各クラス1人ずつ入り、人質を確保します。」
その単調な説明が終わると、いきなり教室のドアが勢いよく開いた。
皆は、ドアに注目した。
そこには、銃を持ったがたいの良い男が黒いサングラスをかけて登場してきた。
ドア近くに座っている、女子生徒は小さく奇声を上げ近くの友達の所へ逃げた。
遠くの方からは、キャーッという奇声がたくさん聞こえた。
銃を持った男は、バンッと大きな音を立ててドアを閉めた。
この瞬間、私は死を覚悟した。
「はい、静かにしなさい。」
次の注意する声は、どこか楽しそうだった。
まるで、この状況を楽しんでるように感じた。
「今から、言う人はその場に残って下さい。
それ以外の人は、直ちに学校を出てもらいます。
では、言いますよ。
2年4組
