母をスキになった俺。

由紀「お兄ちゃん。
今日はお父さんが帰って来るから、
ハンバーグね♪
速く帰って来てよ~」


親父が…?!

こんな時期にめずらしいなぁ…。


愁夜「あぁ…。」

俺はとりあえず、
そう答えた。

そして由紀は
自分の学校に入って行った。

俺たちも下駄箱へ向かった。

由紀の学校は俺の高校の隣。

来年、由紀は今
俺が通っている学校に入るらしい。

そもそもこの学校は
エスカレーター式だしね。


それにしても…
何で親父が…??