「瑠菜!何してるの?学校、遅れるわよ!?」 「…お母さん、今日、あたし学校行かない。」 「何言ってるの!!」 「気持ち悪い…」 あたしは布団にもぐりこむ。 先生と出会ってから、あたしはずいぶん涙もろくなった。 先生のことを考えるだけで、涙がボロボロでるんだよ。 「…まったく。」 お母さんはため息をついて、学校に欠席の電話をした。